" /> 「倫理法人会で15分間の自己開示|自分の人生を振り返って気づいたこと」 | とんでも備忘録

15分間、自分の人生を話してみた。

からだとこころ

先日、所属している倫理法人会で、15分間の会員スピーチをさせていただきました。

テーマは、

「苦難は幸福の門 ~希望は心の太陽である~」

15分。

長いようで、話してみると本当にあっという間でした。

でも、この15分のために自分のこれまでを振り返った時間は、私にとって想像以上に大きなものでした。

今回、スピーチのお話をいただいてから約2か月。

「何を話そうかな」

そんなところから始まり、自分がこれまで歩いてきた道を一つひとつ振り返っていきました。

福岡市西区の元岡で育ったこと。

学生時代のこと。

短大に通いながら西浦のサンセットで働いていたこと。

南アルプスの山小屋で働いたり、屋久島へ行ったり、ベトナムやカンボジアを一人で旅したり。

今振り返っても、まぁまぁ自由に生きてきました笑

結婚して、母になって。

二人目を妊娠しているときに離婚を決め、シングルで二人の娘を育てることになりました。

保育園の給食で働き、調理師免許を取り、その後、子どもたちを育てながら学校へ通って作業療法士になりました。

病院や訪問看護で働き、ずっと医療や介護の仕事に携わってきました。

そして2024年。

今度は自分自身が「患者」になりました。

子宮体がん、ステージⅢ。

診断された日は、次女と一緒に泣きました。

でも翌日には可也山に登っていました。

今思えば、あのときの私は、山に登りながら自分の気持ちを整理していたんだと思います。

手術をして、抗がん剤治療を6回。

それまで医療者として患者さんに関わってきた私が、今度は患者として病院のベッドに横になる。

あの経験で、見える景色は大きく変わりました。

そして治療を終えたあと、

「これから自分はどう生きたいんだろう」

そんなことを考えるようになりました。

その先にあったのが、今の介護タクシー「Smile Life Care+」です。

今回、改めて自分の人生を振り返ってみると、

その時その時は「なんでこんなことが起きるんだろう」と思ったことも、

遠回りしたと思っていたことも、

全部、今の自分につながっていました。

シングルで子どもを育てたことも。

作業療法士になったことも。

病気になったことも。

一見バラバラに見えていた経験が、今になって一本の線につながっているような気がします。

もちろん、苦難なんてない方がいい。

わざわざ苦労したいとも思いません笑

でも、起きてしまったことは変えられない。

だったら、その経験をこれからどう生かしていくのか。

それは自分で選べるんじゃないかなと思っています。

今回、15分間のスピーチをするために自分の人生を振り返って、一番感じたのは、

「私、ちゃんとここまで歩いてきたんだな」

ということでした。

うまくいったことばかりではありません。

失敗もしたし、
迷ったし、
たくさんの人に助けてもらいました。

それでも、その都度、自分なりに考えて、選んで、前に進んできた。

そして今、私は自分で事業を始めて、

「外に出たい」

「もう一度あそこへ行きたい」

「家族と一緒に出かけたい」

そんな誰かの想いに関わる仕事をしています。

私が大切にしているのは、

「できない」で終わらせるのではなく、

「どうしたらできる?」

を一緒に考えること。

考えてみれば、それはこれまでの自分自身の人生でも、何度もやってきたことなのかもしれません。

今回スピーチのお話をいただかなかったら、こんなふうに自分の人生をじっくり振り返ることもなかったと思います。

お話をいただいてからの約2か月。

自分の人生を振り返り、倫理指導も受けました。

過去の出来事を思い出しながら、

「何のために仕事をするのか」

「誰のためにやっているのか」

そして、

「これから自分はどう生きていきたいのか」

そんなことを改めて考える時間にもなりました。

そしてスピーチを終えた今、

何かひとつ、次のステップへ進む覚悟ができたような気がしています。

まだまだこれから。

やりたいことも、挑戦したいこともたくさんあります。

きっとこれからも、うまくいくことばかりではないでしょう。

でも、どんな出来事もいつか振り返ったときに、

「あれがあったから今がある」

そう思える生き方をしていきたい。

15分間の自己開示。

人前で自分の人生を話した時間でしたが、

一番自分の人生を聞いていたのは、

もしかすると私自身だったのかもしれません。

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