移動の先にある人生の時間

介護タクシーのこと

最近の心境

昨年11月に介護タクシーを始めて、まだ4ヶ月ほどですが、
この短い時間の中でも本当にいろいろな場面に立ち会わせていただきました。

病院への通院。
買い物への外出。

そして、お孫さまの結婚式への付き添い。

「もう外出は難しいかもしれない」

そう思われていた方が、大切なご家族と同じ時間を過ごし、笑顔でその場にいらっしゃる姿を見たとき、
移動というのは単なる“手段”ではないのだと改めて感じました。

移動の先には、
その人の人生の時間があります。

そして介護タクシーをしていると、
嬉しい時間だけではなく、
大切な方とのお別れの場面に立ち会うこともあります。

病院からご自宅へ。
施設からご自宅へ。
あるいは、最期のお別れの場所へ。

ご家族が寄り添いながら、思い出を話される静かな時間。

その空間に同席させていただくたびに、
人の人生の重みを感じます。

最近、地域包括ケアやこれからの介護について学ぶ機会もありました。

専門職としての知識や技術ももちろん大切ですが、
それ以上に大切なのは、
地域の中で人と人がつながっていくことなのではないかと感じています。

作業療法士として10年以上、医療や介護の現場に関わってきましたが、
今はタクシーという形で、
人の人生のさまざまな場面に関わらせていただいています。

嬉しい時間も、
少し寂しい時間もあります。

でも、そのどの時間も、
その方とご家族にとってはかけがえのない時間。

その時間に少しでも寄り添える存在でありたいと思っています。

まだまだこれからですが、
この数ヶ月で経験させていただいたことを、
決して無駄にせず、

糸島という地域の中で、
くらしにほんの少しの「+(プラス)」を届けられたら。

そんな思いで、
今日もハンドルを握っています。

介護タクシーは「移動のサービス」ですが、
私にとっては「人生の時間に寄り添う仕事」なのだと感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました