私は絵心もなければ、アートの見方もよく分かりません。
それでも、作品を前にすると感情がよく動きます。
喜びも、驚きも、切なさも、あたたかさも。
昔から、ハンディのある方の作品や人に惹かれることが多くありました。
「支援したい」という気持ちとは少し違っていて、
ただ純粋に、心が動くという感覚に近いのだと思います。
とらわれない線や色、自由な形。
上手いとか下手とか、正しいとか間違いとか、
こうじゃないといけないとか、こうならねばならないとか。
そんな基準を軽々と越えていく表現に、
私はどこか安心するのかもしれません。
がんになり色んなことを経験してから、
「できる・できない」や「優れている・足りない」という物差しが、
以前よりもずっと遠いものに感じられるようになりました。
人はみんな、それぞれの時間を生きていて、
それぞれの体と、それぞれの事情を抱えながら日々を過ごしている。
それでも誰かと笑ったり、何かを作ったり、誰かに出会ったりする。
そのこと自体が、もう十分に豊かで、
尊いものなのではないかと思うようになりました。
何がいいとか、何が長けているとか、
こうじゃないといけないとか、こうならねばならないとか。
そんなことは、案外どうでもいい。
ただ、その人がその人として存在していること。
その瞬間に生まれる表現や感情があること。
それに触れたとき、
私は静かに「いいな」と思うのです。

作家のよしみさん

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MUKAさんで買わせていただいた作品の数々。他の事業所さんから購入したものも沢山あるよ♪

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